【イベント】『おねがい☆ティーチャー』木崎湖で再会!20年目の木崎湖同窓会(長野県大町市)

【おねがい☆ティーチャー】木崎湖で再会!20年目の木崎湖同窓会プロジェクトサムネイル

2002年にアニメ放送され、令和の時代でも名作として語り継がれているアニメ「おねがい☆ティーチャー」そして、翌年の2003年に続編として放送されたアニメ「おねがい☆ツインズ」。共にアニメ放送から20年を経過した作品ですが、今でも舞台となった木崎湖を訪れる根強いファンが多いことでも有名です。

Youtube

 

木崎湖で再会!20年目の木崎湖同窓会(長野県大町市)

2024年6月8日に「おねがいシリーズ20周年」を記念した『Please!20周年記念イベント』が物語の始まりの地でもある木崎湖で開催されました。

イベントの名は「木崎湖で再会!20年目の木崎湖同窓会

おねがいティーチャー20周年プロジェクト

引用:【おねがい☆ティーチャー】木崎湖で再会!20年目の木崎湖同窓会プロジェクト

 

クラウドファンディング

木崎湖で再会!20年目の木崎湖同窓会」イベントが開催されるにあたり、「20年目の木崎湖同窓会プロジェクト」としてクラウドファンディングで支援が募られました。クラウドファンディングが開始されると、1時間もたたずに目標金額の150万円を達成してしまうという大反響がありました。

 そして、クラウドファンディング終了時には、目標金額150万円を大幅に上回る約1400万円もの資金が集まりました。アニメ放映から20年経過してもその注目度の高さがうかがえます。

おねがいティーチャー20周年プロジェクト

引用:うぶごえ | 【おねがい☆ティーチャー】木崎湖で再会!20年目の木崎湖同窓会プロジェクト (ubgoe.com)

 

また、当日開催されるトークイベントに参加するには、クラウドファンディングで事前にチケット付きのコースに寄付する必要がありました。私も事前にチケット付きのコース(おねがい!支援コースA 5000円)に申し込みました。

おねがい☆ティーチャー】木崎湖で再会!20年目の木崎湖同窓会_クラウドファンディング支援完了

引用:うぶごえ | 【おねがい☆ティーチャー】木崎湖で再会!20年目の木崎湖同窓会プロジェクト (ubgoe.com)

 

イベント詳細

イベント「木崎湖で再会!20年目の木崎湖同窓会」は、おねがいシリーズの監督を務めた「井出監督」に声優「井上喜久子さん(風見みずほ 役)」「川澄綾子さん(緑川小石 役)」が登壇されるトークイベントがメインとなっています。トークイベント以外にもさまざななおねがいシリーズに関する企画が開催されました。

同窓会イベント内容

 

イベント用のWebサイトも開設されていますので、イベントの詳細は下記のサイトからご確認いただけます。

おねがい☆ティーチャー】木崎湖で再会!20年目の木崎湖同窓会イベントサイト

引用:20年目の木崎湖同窓会 (onegai-kizaki20th.com)

イベント開催日:2024年6月8日(土)
開催場所:大町市 平公民館
トークイベント登壇者:井出安軌 監督
           井上喜久子さん(風見みずほ 役)
           川澄綾子さん(緑川小石 役)

開催:おねてぃ20周年木崎湖実行委
20年目の木崎湖同窓会 (onegai-kizaki20th.com)
おねてぃ20周年木崎湖実行委(@please10kizaki)さん / X (twitter.com)

10周年イベント「10周年記念イベントEcclesia」
木崎湖でのイベントは、2012年にも10周年イベントが「木崎湖10周年イベント「エクレシヤ」」が開催されました。その時は、おねがいシリーズを担当されました「井出 安軌 監督」「声優:井上喜久子さん」が参加されました。

<参考サイト>
『おねてぃ&ツインズ』10周年記念イベントレポ | アニメイトタイムズ (animatetimes.com)

元祖 聖地巡礼? 「おねがい☆ティーチャー」 長野県大町市の木崎湖で10周年記念イベント | アニメ!アニメ! (animeanime.jp)

 

イベントレポート:「木崎湖で再会!20年目の木崎湖同窓会」

今回、イベント会場となったのは、木崎湖からほど近い大町市平公民館です。最寄り駅は、作中でも登場した大糸線の信濃木崎駅で徒歩10分ほどです。聖地スポットになっている「ローソン 大町木崎湖店」の隣に位置する場所にあります。

大町市 平公民館

 

駐車場にはイベント用のテントが設置されていて、どんどん人が集まってきました。

大町市 平公民館

 

①20年目の木崎湖同窓会トークショー

①トークショー


20年目の木崎湖同窓会では、メインイベントとしてトークショーが開催されました。

同窓会トークショーは、井出監督声優井上喜久子さん川澄綾子さんが登壇されるスペシャルトークショーです。トークイベントは、誰でも参加できるわけではなくクラウドファンディングに参加した返礼品としてイベントチケットを入手する必要がありました。イベント2週間ほど前に、私のところにもトークイベントチケットが送られてきました。トークイベントは2部制となっていて、事前にどちらか選択できましたので、1部の方に申し込みを行いました。

①20年目の木崎湖同窓会トークショー

 

1部公演に参加するため会場入場開始の40分前に行ったところ、すでに長蛇の列となっていました。

①20年目の木崎湖同窓会トークショー

 

しばらく待つと入場開始となりました。撮影はできませんでしたが、、チケットもぎりの方がみずほ先生のコスプレされていました。

①20年目の木崎湖同窓会トークショー

 

会場にはおよそ300人ほどの方が入場されていました。しばらくすると、スクリーンにみずほ桟橋が映り、定刻通りトークショーの開始となりました。

①20年目の木崎湖同窓会トークショー

 

トークイベントには、おねがいシリーズでお馴染み井出 安軌 監督に、風見みずほ先生の声を担当された井上喜久子さん・縁川 小石の声を担当された川澄綾子さんの3名が登壇されました。

そして司会進行は、木崎湖キャンプ場管理人の”とっちー”こと荒井さんです。トークイベントは、井上喜久子さんの定番の挨拶から始まり、制作時の様子やオーディションのエピソードなどファンにはたまらない内容がてんこ盛りでした。そして、クラウドファンディングの返礼品となっていた、”まりえプチムービー”が2本上映されました。なんと、”まりえ役”は声優 金田朋子さんがしっかりと声を担当されていました。会場からは驚きと笑いの声が上がり、現代風のエピソードも交えつつとても楽しいムービーとなっていました。ムービー終了後はおねがいシリーズに関する質問コーナーとなり、最後はサインやポスターのプレゼント抽選会が行われました。イベントの締めは井上喜久子さんの「最優先事項よ!」の掛け声を行い、あっという間の90分間が終了しました。とても濃厚なトークイベントとなりました。特に、おねがいシリーズの続編に関する質問に井出監督が目論んでいることがあると発言されていましたのでぜひ、続報を待ちたいと思います。

トークショーで小出監督が「目論んでいることがある」と言われていた件ですが、先日「おねてぃ20周年木崎湖実行委」のXでコミカライズ制作に関する情報が発表されていました。おそらくコミカライズのことかと思います。

 

②20周年記念グッズ販売

②グッズ販売

 

公民館の駐車場では、物販コーナーが設置されていました。20周年アニバーサリーを記念したものや新作書き下ろしイラストのグッズ・同窓会公式パンフレットなど多くの方が購入されていました。おねてぃ同窓会が販売されていたグッズは事前にWebで予約して、現地で決済するシステムが採用されていました。

②20周年記念グッズ販売

 

これだけの数と種類の”おねがいシリーズ”のグッズを見たのは初めてなので圧巻です。

②20周年記念グッズ販売

 

こちらは、20周年の書下ろし新イラストがプリントされたタペストリーです。

②20周年記念グッズ販売

 

その他にもたくさんのグッズで溢れていました。

 

ひときわ目立つフルグラフィックです。記念にTシャツを買おうか迷いましたが、普段使いが難しいのであきらめました。。

②20周年記念グッズ販売

 

こちらは、20周年イベントの公式パンフレットです。中にはトークイベントのネタバレとなる内容が含まれていたため、トークイベント後に開くように指示がありました(まりえプチムービーの資料)

②20周年記念グッズ販売

③おねたんぷらりー

③デジタルスタンプラリー

 
おねたんぷらりー」は、おねがいシリーズの聖地スポットを周り、デジタルスタンプを集めていくイベントです。

おねたんぷらりーのチェックポイントは全8カ所。GPSを有効にして、木崎湖同窓会のウェブサイトでチェックインを行います。

デジタルスタンプラリーチェックポイント

おねたんぷらりーのチェックインはとても簡単で、チェックポイント付近でWebサイトのスタンプチェック開始をタップすると、場所に応じたキャラクターを発見できます。見つけたキャラクターはスタンプ帳に記録されます。(なお、GPSとブラウザのクッキー設定が有効でないとチェックインできません)
 

<チェックイン方法>
 ①チェックポイント付近で、木崎湖同窓会のウェブサイトの「おねタンプラリー」ページの
「スタンプチェック開始!」をタップします。

③おねたんぷらりーチェックポイント

 

②すると、読み込みが開始されチェックポイントに応じたキャラクターが発見されます。

③おねたんぷらりーチェックポイント

 

③発見したキャラクターはスタンプ帳に表示されていきます。

③おねたんぷらりーチェックポイント

 

<記念品交換>

8か所のスタンプをコンプリートすると、平公民館のテントで記念品と交換してもらえます。

③おねたんぷらりー

 

テントにいるスタッフさんにコンプリートした画面を見せます。

③おねたんぷらりー

 

記念品は、こちらの「おねがい☆ツインズ」のコースターです。木崎湖園地のベンチに3人が座っているカットですね。

③おねたんぷらりー

1時間もあれば8カ所周れますので、参加している人が多い印象でした。現在でも、デジタルスタンプラリーは有効なため参加することができます。景品の交換は、木崎湖キャンプ場で対応していただけるそうです。

 

④コースター配布

④コースター配布


こちらは、特定の場所で商品を購入すると、おねがいシリーズの同窓会コースターが貰えるというシンプルな内容です

コースター配布

引用:20年目の木崎湖同窓会 (onegai-kizaki20th.com)

  
コースターは配布場所は公民館の駐車場に来ていた「キッチンカー(3台)」と「Yショップニシ」の4か所となります。それぞれで買い物を行うと図柄が異なるコースターが貰えます。

コースター配布

 

こちらが縁川商店のモデルでもお馴染み「Yショップニシ」です。

Yショップニシ

 

イベント当日は、会計を待つ人で長蛇の列ができていました。コースターをもらうには1000円以上購入する必要がありましたので、私も1000円分の商品を選びレジに並びました。

Yショップニシ


会計の列が全く進まず、1時間近く並んでようやく会計を終えました。

Yショップニシ

 

Yショップニシで貰えるコースターは2種類あり、1000円ごとに1枚もらえるので2000円分購入すると2種類のコースターがいただけます。私は1000円分しか購入していないため、ランダムで下記のコースターをいただけました。

コースター配布

  

⑤聖地巡礼バス

⑤聖地巡礼バス

今回、イベントに合わせて聖地スポットを往復する聖地巡礼バスが運行されました。イベント会場の大町市平公民館から聖地スポットまでは距離があるので、これはとても助かります。

聖地巡礼のバスはこちらのマイクロバスが運行されました。

聖地巡礼バス

 

ちゃんと「20年目の同窓会」のバスステッカーが表示されていました。

聖地巡礼バス

 


そして、聖地巡礼バスは2つのルートが運行されました。

聖地巡礼バスコース

 

木崎湖コース

1つ目は、「木崎湖コース」です。

ゆーぷる木崎湖から、緑川商店のモデルとなった「Yショップニシ」を往復するコースでとなっています。こちらは、Yショップに行くまでに複数の聖地スポットを通るコースとなっていてはじめて木崎湖に来られた方にお勧めです。また、Yショップでは20分から30分ほど停車するので近くの聖地スポット(海ノ口駅、一津踏切)を巡ることも可能です。

聖地巡礼バス(木崎湖コース)

 

小熊山コース

そして2つ目のコースは、「小熊山コース」です。
こちらのコースは、ゆーぷる木崎湖から「小熊山のパラグライダー場」に行くコースとなっています。「小熊山のパラグライダー場」は、作中でたびたび登場する木崎湖の絶景カットですね。小熊山コースは、バラグライダー場以外の聖地には行けませんが、徒歩だと山道を3時間近く登ることになります。

聖地巡礼バス(小熊山コース)

 

小熊山コースの聖地巡礼バスでパラグライダー場へ

私は小熊山コースのバスに乗車させていただきました。小熊山パラグライダー場はバス等の公共機関では簡単には行けない場所となるため、多くの方が利用されていて席は9割埋まっていました。

聖地巡礼バス

 

バスが発信すると木崎湖キャンプ場の傍を通り、小熊山へ続く山道を進んでいきます。山道は、車1台しか通れない山道でガードレールはほとんどありません。他の車とすれ違う時は、落ちるのではないかとハラハラしました。運転手さんの運転技術がすばらしかったです。

小熊山パラグライダー場

 

そして、25分ほど山道を進むとついにパラグライダー場に到着しました。こちらが、パラグライダー場からの眺めです。

小熊山パラグライダー場

絶景です!アニメと同じ風景が広がっています。停車は10分ほどでしたが、皆さんとても満足されていました。徒歩だと3時間はかかる道のりですので、今回の聖地バスでは35分ほどで来ることができました。
 
個人的に1つだけ残念だったのが、2012年の10周年イベントに合わせて運行された聖地巡礼バスとルートが異なった点です。2012年の時は、中綱湖の方にある「鹿島槍スキー場」側を通ってパラグライダー場に行き、帰りは木崎湖キャンプ場側を通って帰るルートでした。今回の20周年聖地巡礼バスは、木崎湖キャンプ場からのルートをピストンするルートでしたので、鹿島槍スキー場を通って当時の雰囲気を楽しみたかったです。
 

10周年記念の際に運行された聖地巡礼バスの様子は、ブログでレポートされている方がいらっしゃいますので、興味のある方はご覧ください。私も当時は参加できなかったため何度も読ませていただきました。

 

まとめ

放送から20年以上経過しているとは思えないほど多くのファンが集まり大変盛り上がっていました。特にお若いファンもちらほら見かけましたので、私と同様にリアルタイムでは見れてないけど放送終了後におねがいシリーズに出会い、アニメに感銘を受けて今回木崎湖を訪れた方もいたと思われます。

次は30周年に向けて、この素敵な木崎湖の風景が続いていくといいですね。

小鳥遊 ゆいか

20年以上経過しても今でもアニメ放送時と変わらない「おねがいシリーズ」の風景に出会えましたよ。

  




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です