アニメツーリズム協会が認定している「行ってみたいアニメ聖地88」の御朱印めぐりです。
アニメ聖地:東京都豊島区
マンガ界の巨匠たちが過ごした街
東京都豊島区は、かつて「トキワ荘」という手塚治虫をはじめとした漫画家が住んでいたアパートがあったことから、マンガの聖地として認知されていました。そして現在、池袋駅を中心にサブカルの聖地としての存在感を強めており、2000年に入って以降アニメイト池袋本店の改装に伴い販売するグッズを女性向けへと特化したことで、女性オタクの文化が発展してきました。
ご朱印スタンプ
豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム
「トキワ荘」は、1952年から1982年にかけて存在した木造2階建アパートです。昭和を代表するマンガ家たちが若手時代に暮らしていたことで有名です。手塚治虫、寺田ヒロオ、藤子・F・不二雄、藤子不二雄A、石ノ森章太郎、赤塚不二夫など、後にマンガ界をけん引した巨匠たちが若手時代をトキワ荘で過ごしました。豊島区が「マンガの聖地」と呼ばれる所以はここにあります。残念ながらトキワ荘は老朽化のため、1982年(昭和57年)に取り壊されました。
そして、伝説のアパート「トキワ荘」を外観・内装等を当時のまま忠実に再現した2020年に「トキワ荘マンガミュージアム」が南長崎花咲公園内にオープンしました。当時の資料やトキワ荘の関係者に聞き取りした内容をもとに、間取りや木造階段の軋む音、そして汚れやシミも再現されています。
トキワ荘は2階建てとなっていて、1階が「マンガラウンジや展示コーナー」、2階が「巨匠が過ごした部屋」が再現されています。
[2階 巨匠が過ごした部屋]
レトロなのはもちろんですが、今もマンガ家たちがそこにいるかのような雰囲気が漂っています。部屋によって入れるところと入れないところがあります。
[1階 マンガラウンジ・展示コーナー]
トキワ荘の1階は、マンガラウンジと・展示コーナーが設営されています。トキワ荘ゆかりの漫画家のマンガや書籍が展示されていたり、マンガやアニメに関する展示・イベントを開催している企画展示室があります。
御朱印スタンプ
アニメツーリズム協会が認定したアニメ聖地88の聖地認定プレートは、トキワ荘1階の階段下に設置されています。
少しインクは薄かったですが、よくやく押すことができました。
トキワ荘マンガミュージアム周辺には、「トキワ荘のあったまち」南長崎の魅力を発信するため、「トキワ荘通りお休み処」「トキワ荘マンガステーション」といった施設もオープンしていて、トキワ荘の公式グッズを購入したりトキワ荘関連のマンガ本や関連書籍などを自由に閲覧できます。
御朱印設置場所
豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム
〒171-0052 東京都豊島区南長崎3丁目9−22
Webサイト:https://tokiwasomm.jp/
アニメツーリズム協会:訪れてみたいみたい日本のアニメ聖地88
豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム(東京都豊島区)
https://animetourism88.com/ja/88AnimeSpot/tokiwaso
1982年に取り壊されたトキワ荘跡地は別のところにあり、現在は「日本加除出版株式会社」の社屋が建っています。